今週のお題「名作」
ゲームをするようになって、もうかなりの年月が経ちました。これまで色々なゲームをやってきましたけど、名作だなって思ったのは「大神」です。
最初友達に勧められたんですが、そんなにピンとこなかったんですよね。それでもまぁこの人が勧めるならということでやってみたら、まぁ良いゲームでした。「大神下ろし」を初めて見たときはわぁ、きれいだなぁって思いましたし、穢れが漢字で表現されていたりとか、そういう日本的な表現が美しいゲームだなと思いました。ストーリーも、アマテラスとイッスンのやりとりとか、筆神様とか、ちょっと笑っちゃうような一面もあったりして。
あとは筆を使って敵を攻撃したり、橋をかけたりする「筆しらべ」というシステムも面白かったですね。神様としてのアマテラスの力なんですけど、自分でゲーム画面に線を引いたり、何か書いたりする体験が斬新だなと思いました。
そして、特筆すべきはラストバトル直前。マジで号泣です。引くほど泣きました。今まで何年もゲームをやってきましたけど、あんなに泣いたのは初めてです。そして、あのラストバトル直前の話をしようとすると今でも泣きそうになっちゃう。でも、実際にプレイした人にしかあの良さは伝わらないんですよ。あれは感動っていうのかな。何だろう。なんか分からないけど、とにかく泣ける。そして、何としてでもこのラスボスを倒す！という強い決意が芽生えます。あんなものすごい気合い入れてラストバトルに臨んだゲームってないんじゃないかな。もう気合いが空回りしちゃって、操作が上手くいかなくなるぐらいにのめり込んでしまう、そんな素晴らしい作品でした。
エンディングの内容的に、ストーリーが続くのかなって思っていたんですけど製作スタジオが解散してしまったようなので、難しいのかなと思います。それに、続編が出たとして今作に匹敵するできの物ではなかったら、それはそれで悲しいので綺麗な思い出のままになっているのが良いのかもしれないとも思います。
もともとPS2で発売されたものですが、リマスターされています。私は好きすぎてPS2だけでなくPS3もPS4も買ってしまいました。スイッチ版もありますが、それはさすがに我慢しました。HDリマスターで、綺麗な画像で遊べるので、遊んだことがない方は是非やって欲しいゲームです。日本に生まれたことを誇りに思える作品だなと思います。
